食べるの命

c0197842_465850.jpgヨーロッパは、今大変な寿司ブーム、オランダのスキポール空港の中には寿司バーカウンターがありますし、ロンドンのパディントン駅には、回転寿司があるのですよ~~~

このフィンランドにもこの5年ほどの間にヘルシンキに沢山の寿司バーなどができてきました。
しかし、私達が暮らす、ロヴァニエミは、ヘルシンキから約900キロ近くあり、北極圏北緯33度63分の南6キロに位置する。ヨーロッパ最大の土地面積を誇る大都市なのです。





そんなわけで、当然、この寿司ブームには乗り遅れているのです。

私は、数年前にまじめな顔をしてゆでたジャガイモにワサビをぬり、サーモンをのりで巻いて、寿司の出来上がり!という料理番組を見てから、これはやばい!日本の文化がねじ曲がって伝わってしまうという危機感を覚え、日夜、事あるごとにフィンランドの友人にお寿司を提供してきました。

フィンランド全土、どこのスーパーへ行っても、寿司用ご飯、寿司酢、焼き海苔、わさび、すまきなどが売っているのです。

私は、一度でいいので、フィンランド人が作ったお寿司を食べてみたいと思うのです。

但し、寿司といっても当然生魚などないので、具材は、サーモン、きゅうり、卵、シーチキン、パプリカ、時にハムなどを巻いて食べるのですが、寿司めしは、リンゴ酢、砂糖、塩とそれなりに食べれるものをおかげさまで作り楽しんでおります。

この写真は、ロバ・ファミリーの陽ちゃんの子供が通う、保育園でのクリスマスバザーで
寿司を作った時の様子ですが、大出血サービスで1パック4ERで販売したところ、お誕生日
の御馳走に寿司を作ってほしいとか、寿司づくりをしたいので講習をして欲しいという依頼が
ちらほら。

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そんなわけで、もどき・・・の寿司なのですが、友達は大いに喜んでくれ、この日はトナカイ
牧夫の親友家族と寿司を楽しみました。さすがにまだトナカイ肉の寿司には挑戦していませんが、どうやらロバニエミ市内のカフェでトナカイの寿司が出たとか・・・

というわけで、このラップランドには日本食材店なるものはないのです。

しかし、このもののない暮らしこそが、***がないとダメという呪縛から解放し、私達の創造性や知恵がフル回転。。。。そして、寿司を食べる本質は、完璧な寿司、日本文化を継承することではなく、友達と楽しいひと時を過ごすことが目的なので友達は喜んでくれるのです。

お金を出して、買えればそれまでですが、、、
いえ、実はあまりお金もありません・・・がしかし、

物もない上にお金もないので、与えられた知恵を色々としぼるわけで、これこそが実は、逆に発想の転換や創造性を膨らます力になるのです。

よくフィンランドをおとづれる日本の方が、生活のゆとりや豊かさを感じ取っていらっしゃいますが、実は、この物を信仰しないで、自身の創造性や知恵を信じる事こそが、人間を人間らしく生かす世界ではないかと、フィンランド人の生活からそのような幸せを垣間見るわけです。

だからこそ、大好物のジャガイモにサーモンを付けた寿司ができあがるわけで。。。。

それでも、家族の団らんや友達との時が、温かいものであれば、ジャガイモだろうと、ご飯だろうとよいではないかと思うのでした。

私達は、このお寿司づくりを通して、世界の人々へ愛の輪を広げて行くぞ~~~
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by takukafi | 2008-12-21 00:53 | Daily Life  

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